仮想通貨とチューリップバブルについて

FXは危険といいつつ、仮想通貨に飛びついてしまう…。
僕からすれば、そっちの方がよっぽど危険だと思います。
なぜなら仮想通貨は、価値を保証する担保がなく、上がるか下がるかのギャンブルにならざるを得ません。
本節では、みなさんに知っていただきたい仮想通貨の危険性について、詳しく説明したいと思います。
シンクロニシティHPContents
チューリップバブルと仮想通貨
話は少し変わりますが、チューリップバブルって知っていますか?
歴史に詳しい人なら知っていると思いますが、16世紀オスマン帝国にて、チューリップの球根の価格が暴騰した事件です。
チューリップは現在数百円の価値しかありませんが、当時は平均年収の10倍以上の価格がつくこともあり、チューリップの球根はまさに金のなる木だったのです。
では、なぜそんなに高額取引されたのか?
それはチューリップが貴重というわけではなく、チューリップを皆が欲しいと思ったから、価値があると思い込んでいたからに過ぎません。
このチューリップバブルと同じような事象が、現代でも起きています。そうですね、ビットコインを始めとした仮想通貨です。
仮想通貨はギャンブルに近い
仮想通貨は、この先もっとギャンブル性が高くなると思います。
少し考えてみてください。
仮想通貨を成り立たせるブロックチェーンの技術は素晴らしいと思いますが、仮想通貨の価値は誰が担保しているのでしょうか?
米ドルやユーロ、日本円のように、発行国が存在せず、良くも悪くも機関や国の介入がありません。
明日いきなり無価値になったとして、投資している人以外は全く困らないでしょう。
一方で、紙幣は紙切れでありますが国の中央銀行が価値を保証していますし、株もリスクはあれど、企業の信頼と紐付くものです。なので、いきなり価値がゼロになってしまうことは到底ありえないでしょう。
僕がこれまで語ってきた理由を同じくして、投資の神様であるウォーレン・バフェットも仮想通貨には一切投資していません。
仮想通貨の価値は、その辺に落ちているボタンや石ころと同じであり、リターンを生まない。
投資の神様がそう明言しているのだから、もうそういうことなでのす。
皆さんも、世論やメディアが煽る仮想通貨よりも、真に投資すべき対象を見極めてみてください。
なぜ仮想通貨がここまで盛り上がっているのか、少し俯瞰して見てみると、メディアに煽られて仮想通貨に手を出すことは、実に危険な行為だと気づくはずです。
シンクロニシティHP